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腹斜筋

回旋と側屈。そして背骨を守る、回旋を止める力。

2
主働筋
15
補助筋
腹斜筋をハイライトした前面の図
前面

ウエストの両側を包む筋肉。肋骨から骨盤へ、斜めに走っています。

できるようになること

  • 工具箱を片手で持っても、折れた街灯みたいに傾かない。
  • シートベルトをしたまま振り返って、後部座席のものを取る。
  • 腕だけで振らず、ゴルフスイングに本当の力を乗せる。

どこで感じるか

ウエストの側面、肋骨と骨盤のあいだ。サイドプランクならじわじわ焼けてきて、限界の瞬間に骨盤が落ちます。あの落下は合図であって、提案ではありません。

放っておくと

ひねる動きにブレーキがかかりません。片側に重いものを持てば、そのぶんを背骨が曲がって埋めます。毎回、必ず。

解剖と働き

腹斜筋はウエストの両側に 2 層で重なっています。外腹斜筋は斜め前下に、内腹斜筋はその下で逆向きに走っています。片側だけが働けば胴体を横に倒し、左右が組み合わさると胴体をひねります。

トレーニングでいちばん重要な仕事は、回旋を止めることです。片腕や片脚が力を出しているあいだ、胴体をぶらさずに保つ役割です。片手のプレス、片手のキャリー、片手のロウは、すべて腹斜筋に支えられています。しっかり鍛えられた腹斜筋は、スポーツでの回旋パワーを高め、ウエストを太くするどころか引き締まって見せます。

鍛え方

下のボリュームと頻度は、腹斜筋のプログラムを組むときの出発点です。人それぞれのレベルと回復力に合わせて調整してください。

レップ数の目安
回旋種目は左右それぞれ 10〜15 回。サイドプランクやパロフプレスは 20〜45 秒のホールド
頻度
週 2〜3 回。腹筋と組み合わせることが多い

主な動作パターン

  1. 回旋を止める種目(パロフプレス、片手キャリー)
  2. 側屈を止める種目(サイドプランク、スーツケースキャリー)
  3. コントロールされた回旋(ケーブルウッドチョップ、メディシンボールスロー)
  4. 軽い重量でのサイドベンド

よくあるミス

  1. 01

    重い重量で勢いよくひねってしまい、筋肉ではなく背骨に負荷が乗る。

  2. 02

    ウエストが太くなるのを恐れて腹斜筋を避ける。通常のトレーニング負荷なら、増えるのは安定性であって厚みではありません。

  3. 03

    サイドプランクで骨盤が落ちてしまう。

  4. 04

    回旋する種目ばかりで、回旋を止める種目をやっていない。

よくある質問

腹斜筋を鍛えるとウエストは太くなりますか?

通常のトレーニング負荷なら太くなりません。腹斜筋は薄い筋肉です。サイドプランクや回旋を止める種目を続けて出てくるのは、引き締まって安定したウエストのほうです。

腹斜筋にいちばんいい種目は何ですか?

パロフプレスとサイドプランクが、いちばん安全で応用の効く出発点です。基本が固まってきたら、ケーブルウッドチョップでコントロールされた回旋を足していきましょう。

コーチにとって腹斜筋が大事なのはなぜですか?

片手・片脚の動きで胴体をぶらさずに保つのが腹斜筋だからです。クライアントの日常生活にもスポーツにも必ず出てきます。腹斜筋が弱いと、ランジやプレスで上体がねじれる形で表に出ます。

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